逆境経営セミナー(現・木村塾)への想い
エックスアイティー株式会社では、2011年の4月から2012年12月まで木村勝男氏のセミナーを開催し、大阪では2011年4月から9月までの全10回を開催し、そして東京でも全10回開催し、多くの方から大変好評を頂きました。
現在は逆境経営セミナーから木村塾へと進化し、たくさんの有志の方により全国で木村塾が主催されています。
書道家 鎌田惺舟氏に揮毫して頂きました
講師である木村勝男氏は、戦後の貧しい生活の中14才で父が永眠。母と4人の弟妹を養うため起業。数々の事業に挑戦してこられた方です。
そして、不動産バブルで230億円の負債を背負うも、巨額の借金に立ち向い乗り越えてきたという不撓不屈の精神からして実にカリスマ的ですが、私は成功の基本というものは、意外とシンプルなことに気がつきました。
それは、希望を捨てないこと、そして、未来に夢を描くこと、
さらに、逃れられない逆境・苦境に囚われてでも、夢に向かって挑戦することです。
そこで私は2010年の暮れに、木村勝男氏に、「日本中が閉塞感あふれ、夢が描けない時代だから、この逆境の時代でも、夢を持って生き抜いてゆくための視点や考え方を、ぜひ世の中に伝えて頂きたい」とお願いし、木村勝男氏とUBI株式会社のご協力を頂いて、セミナーを主催することになりました。
そしてそのセミナーを「逆境経営セミナー」と名付けて、2011年4月1日より一般1000円、学生は初めは100円、後に無料とし、たくさんの人に来て頂いて、たくさんの人が夢を持つことを思い出し元気になって頂くことを願って、開催しはじめました。
閉塞感あふれる時代でも、木村勝男氏には逆境を乗り越えてきた人だから言える言葉、そして経験があります。
よく、夢や希望を失った数百万円、数千万円、数億円の借金の人にでも、「そんなに少ない借金で良かったですね。私は230億円の借金を抱えていましたから」と優しく語ることがあります。
逆境経営セミナーでは実際にその言葉を木村勝男氏から聞き、たくさんの人がどん底からでも生きてゆけることに気づき、生きてゆく勇気を取り戻していました。
BS経営研究所/所長時代 取材を受けたことも PUNTA
そしてまた、話を聞いてゆくうちに、巨額負債から生還したといっても、決してお金や商売のことだけではない、たくさんの大切なものが何かということに気がつくと思います。
それはなにかは実際にお話を聞いてみて見つけて頂きたいのですが、そのことに気がつくことで、きっと人生や経営に大きくプラスになることと思っています。
私は、この逆境経営セミナーで元気になる人が増え、そして人生や経営にプラスになる人が増え、ひいては日本の景気に少しでも影響を与えられるならば、これほどうれしいことはないと思い、主催し続けていました。
現在は、逆境経営セミナーは木村塾と名前を変え、たくさんの有志の方により主催され、全国での展開が行われています。
弊社は、木村塾が全国展開への軌道に乗りだした2012年12月、大阪と東京で全20回主催した後、当社は本業回帰をおこなうために、木村勝男氏のセミナーの主催を離れました。
今は逆境経営セミナーをはじめたときのように、たくさんの人の人生にプラスになり、すこしでも日本社会にプラスになる事業や多くの人たちのためになる事業をめざして、さまざまな展開をすすめてゆきたいと考えています。
長くなりましたが、セミナーの主催では、ほんとうにたくさんのかたのご協力やご支援をいただきました。ほんとうに感謝しております。また特にKKFC(木村勝男ファンクラブ)の方々には、たくさんのご支援を頂きました。ほんとうにありがとうございました。
そして講師である木村勝男会長には、セミナーを始めるときから全面的に協力をして頂きました。ほんとうにたくさんの出来事があり、数え切れないほどお世話になりました。こころから感謝をしております。
そして最後になりますが、木村塾は今でも全国各地で開催されています。
どうか今後とも、木村塾をよろしくお願い致します。
エックスアイティー株式会社 代表取締役 本間文也